outer fair!!
12月になりました。
寒くなったり、少し暖かくなったり、行きつ戻りつですが、確実に冬は深まっています。
今年の冬のお供のアウターは見つかりましたでしょうか?
デザインしていて特に楽しいのはアウターです。
素材、シルエット、ディティール、要素が他のアイテムよりも多くデザインし甲斐があります。
そんなアウターをずらりご紹介します。
まずは今季一番人気のパディングトレンチコート。 洗い加工を施したナイロン素材をつかった中綿入のノーカーラーのトレンチコートです。
ナイロンらしく軽くてシャープな印象でなおかつ、施されている洗い加工により、テカテカせず落ち着いた素材感。そして中綿入りで、着心地は軽くなおかつとてもあたたかです。
ノーカラーなのでリラックス感があり、なおかつトレンチコートのディティールによって程よくしっかり感もあるので、色んな場面で活躍する一枚。
裏側には着た瞬間ヒヤッとしない温かな肌触りの裏地を使っています。
ポケットはたっぷり深めに作ってあり、携帯やお財布、手袋、鍵など、外でとっさに必要になりそうなものはすべてしっかり収まります。
ベージュとチャコールグレーの2色展開。2サイズ展開でユニセックスです。
size3を女性がたっぷり着るのもおすすめです。
(着用モデル身長:164cm 着用サイズ:size1)
ウィンドウJQプルオーバー
ウィンドウJQパンツ
(着用モデル身長:173cm 着用サイズ:size3)
ウィンドウJQパンツ
(着用モデル身長:159cm 着用サイズ:size1)
(着用モデル身長:164cm 着用サイズ:size3)
つづいて、
駅舎の窓や橋脚をイメージして作ったオリジナルのコットンジャカード生地と、起毛したとてもさわり心地の良いコットン素材を使った ウィンドウJQコートのご紹介。
中綿入りで軽くて暖か。
チンウォーマー付きのスタンドカラーの襟元もポイント。
ブランドのコンセプトをclearn & humorとしていて、洋服の雰囲気を堅苦しくしたくない気持ちがあるのですが、同時にトレンチコート等に登場する機能を持ったディティールにも心惹かれる部分があり、時折そういった要素を服に盛り込みたくなります。
前をしっかり閉じて襟元の風を防いで暖かく着ても、前をあけてシャツカラーを立ててきたような雰囲気で着ても、どちらも綺麗に見えるよう襟のバランスに気を配りました。
小さな畝のコーデュロイ生地の大小のポケットも視覚的なアクセントになっています。
そして部分的に起毛加工を施した無地のコットン生地を使っていて、その肌触りの良さもポイントです。
アームホールを大きくとっているので厚手のニットや太めの袖のトップスの上からでも余裕で羽織れます。
ウィンドウJQコート
モヘアタートルプルオーバー
Train Chairドローパンツ
こちらは同じ素材をつかったブルゾン。
コンパクトめな丈、アームホールたっぷり身幅広めので、
インナーを選ばずバランスよく着ていただけるシルエットです。
こちらは中綿なしで、軽くはおれて、春先まで活躍しそうなアウターです。
身頃はオフホワイトで襟ぐり、袖口、裾のリブはグレーでトーンが明るくなりすぎずポイントになります。
暗い色が増えがちな季節ですが、寒い季節の白色は、雪を連想させるのかウキウキする感じがあっていいなと思います。
合わせる色を選ばないのでコーディネートもしやすそうです。
Train Chair フードワンピース
最後に、こちらはフロッタージュJQハーフコート、渋谷の再開発で変わっていく街の記録を生地に落とし込んだ思い出のテキスタイルでできたハーフコートです。
(なくなってしまう道をあるいて柄を採取して組み合わせて生地の柄にしました)
厚みのあるふんわりしっかりしたジャカード生地出てきていて、軽くて暖か。
高さがありつつかつゆったりしたスタンドカラー、ゆったりした袖のシルエット、たっぷりした身頃でシルエットの美しいコートです。
特に襟元の表情が気に入っています。
お気に入りのアウターをみつけてくださいね。
雪浦